東京通信

ファッション、カルチャー

東京ストリート②シュプリーム人気考察

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今圧倒的にストリートで支持されているブランドはやっぱりシュプリームじゃないだろうか。設立20周年で勢いは全く衰えない。モンスターブランドと言って過言じゃないだろう。なぜシュプリームがここまでストリートで支持されるのか、考察しようと思う。

 
①ボックスロゴ
シュプリームのデザイナーチームのリーダー?がラルフローレン出身の人になったと聞いた。でもってボックスロゴを100年先にも残していけるようにしたいらしい。(地方都市のショップ店員情報)
ロゴ自慢したいだけだろ?という批判は僕もよくわかる。でも一周ニ周周って、やっぱりあのロゴは美しい。パチ物業者が横行したってあれの美しさは変わらない。でもボックスロゴパーカーを手に入れたら喪失感がありそうだ。手に入んなくて追いかけてるくらいがちょうど良い。(あくまで僕は定価で買いたい。業者が並んでブランド古着屋にタグ付きで4万オーバーで買うのなんて嫌だ。)
 
②デザイン
シュプリームのアンダーグラウンドなプロモーションは有名だが、洋服のデザインも媚びている感じがしない。たしかにシンプルな洋服が売れ筋なのは間違いない。自分が持ってる服はシンプルなものばかりだ。でもシュプリームは誰が買うんだ?っていうデザインの洋服をいくつも出す。客は突き放されてる感がある。でもそれが会員制飲食店のような心地良い突き放され感なんだと思う。お前にこのデザインの服着こなせるか?くそう、買ってやる!高飛車な女を非モテ男が追いかけるような構図なんじゃないだろうか。
 
③コラボレーション
シュプリームはバンズやコムデギャルソンやその他沢山とブランドとのコラボレーションを行ってきた。シーズンのカタログがWEBにアップされてもコラボ情報はその時まだ入ってこない。今度はどことやるんだろうと客は飽きることがない。コラボが絶妙なのは言うまでもないだろう。その他にもケイト・モスレディ・ガガマイク・タイソンといったタイアップもセンスが良すぎる。
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④ショップ
http://www.eyescream.jp/blog/eyescream-staff/supreme-dis

仲里依紗がシュプリームの店員をディスった話。業者が行列をなしてそれを毎回店員が捌くのは相当大変だろうと言う意見があるが、それは自分も同情する。店員も客も大変なブランドだ。

しかし、丁寧な接客のシュプリームを想像できるだろうか?

 

やっぱりカウンターカルチャーの代表格のシュプリームはどこまでもアンダーグラウンドだからこそ、ここまでの支持を得られているのだろう。

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