東京通信

ファッション、カルチャー

Nハリウッドのドレスシューズと安いニット帽

前回はNハリウッドについて偉そうに熱く語った。ミスターハリウッドに行ってきたことが話の導入だったのだけれど、結局その買い物については一切触れなかったので今回はゆるい感じでその話題を。

 

突然だが、僕は革靴が苦手である。体質なのか歩き方が変なのかわからないが。すぐ足の裏にタコができる。ひどくなればすぐ魚の目となり、これまで何度となく苦しんできた。だから休日に革靴を履くなんて想像したくもない。あんな苦痛をせっかくの休みの日に味わうなんて考えられない。

 

ALDENやJ.M.WESTONの革靴がいかに素晴らしいのか、雑誌でそういう記事を読んだり周りの友人から力説されたりする。うん、まあ確かに憧れだよね。とは確かに思うのだが、あんな固そうなソールでガチガチに足を固めたらどんなに足に馴染んでも絶対苦痛だ。デザインや皮の質は確かに重要であるが、僕にとっては足の裏へのストレスの少なさが最重要である。ストレスの要因に対して軽く5万円以上のお金を払うなんてことは今の年収の4倍くらいないと起こり得ない。それくらい革靴が苦手である。高いのを買うとしたらデザイン重視でGUCCIのビットローファーくらいだろう。(当然持ってないけど。)

 

さて、話を戻そう。まだ夏真っ盛りだった頃、こんなものがリリースされた。

スニーカーソールの革靴って今までもあったんだろうけど、個人的には色々革命的だった。値段もそこそこ、仕事にもプライベートにも使える、そしてスニーカーソール。絶対買うと決めた。長年の苦しみがファッションに昇華されるなんて奇跡としか言えない。自分は革靴が好きじゃないから革靴について能弁垂れることもできないし、ずっとREGALアウトレットで革靴買ってたまにセレクトショップのビットローファー履いて誤魔化してきた。別にしっくりきてるから履いているわけでもなかった。でもでもでも!ついにこれだ!ってやつに出会えたんだ!!!

 

それから・・・月日は経ち・・・

 

気付いたら欲しいものリストから順位がどんどん落ちていった。やっぱり僕はあんまり革靴を重要視していないんだろう。

 

そしてつい先日、ミスターハリウッドに行ってきた。なんと店頭には例の品が並んでいる。興奮気味に店員さんに在庫確認をお願いした。

 

案の定、希望の品の希望のサイズはなし。やっぱり買っとけば良かった。上のサイズ試着したけど最高の履き心地。そりゃ売り切れるに決まってると痛感。

 

結局ミスターハリウッドでは何も買わず、場所移動して買ったのがこれだけ。

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お値段なんと800円×2。
ブランドから出てるニット帽も確かにいいけど、古着屋に大量に置かれてるこういうMADE IN USAのニット帽まとめ買いが一番いいと思う。毛玉になったって何ら問題ない。だって800円だし。バーガンディ?ワインレッド?えんじ色?小豆色?何が一番相応しいかはわかんないけどこの色のニット帽は通算何個買ったことだろう。やっぱり飽きない。
 
お店はこちら 

TOLLFREE トールフリー

中目黒降りて信号渡って目黒川の方にまっすぐ行くとすぐ。あんまり昔は気にしてなかったけどヴィンテージのROLEXが置いてあったり古着もまあまああって結構面白いお店。雰囲気も中目黒っぽくておすすめ。